アレルギー性結膜炎
結膜とは、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜のことです。
目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。
花粉などが原因の、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といいます。
また、一年中症状がみられるものは、通年性アレルギー性結膜炎といいます。重症のものでは、「子どもに多くみられる春季カタル」、「ソフトコンタクトレンズを使っている人にみられる巨大乳頭結膜炎」などがあります。
大阪府箕面市桜ヶ丘3丁目9-19 桜ヶ丘クリニックビル2階
各種疾患
Medical
各種、目の疾患や治療についてご紹介します。
このような症状がありましたらご相談ください。
結膜とは、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜のことです。
目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。
花粉などが原因の、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といいます。
また、一年中症状がみられるものは、通年性アレルギー性結膜炎といいます。重症のものでは、「子どもに多くみられる春季カタル」、「ソフトコンタクトレンズを使っている人にみられる巨大乳頭結膜炎」などがあります。
私たちの身体には、免疫と呼ばれる「体内に入ってくる異物を排除しようとするはたらき」があります。
本来、花粉などは異物と感じないしくみになっているのですが、アレルギー体質だと異物と認識して、免疫反応がはたらいてしまいます。
この過剰な反応のことを、アレルギー反応といいます。
主なアレルゲンには次のようなものがあります。
植物の花粉が、目や鼻などの粘膜に接触することによって引き起こされます。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは、4大症状と呼ばれています。
花粉が目に入ると、目のかゆみだけでなく、赤み、異物感、目やになどの症状が現れます。
花粉は目に溶けやすく、溶かされたものが涙液によって目全体へと広がっていきます。その際、適切な処置をしないと角膜や結膜を傷つける恐れがあります。
目のかゆみや赤みなど、花粉症が疑われる場合は速やかにご相談ください。
加齢黄斑変性とは目の中心部である「黄斑」に障害が生じる病気です。
欧米では成人の失明原因の第一位で珍しくない病気です。日本でも、人口の高齢化と生活の欧米化により近年著しく増加しています。
発症のリスクとしては加齢ですが、その他に喫煙や紫外線なども関係しているといわれています。
視界の歪みや、視界の中心が暗く見えるのは、老眼ではなく加齢黄斑変性の症状です。
「物が歪んで見える」「中心が暗く見える」「人やものの見分けがしづらい」など突然現れて急激に進行するタイプや、徐々に見えづらくなるタイプがあります。
症状が進行すると、社会活動が困難になってしまいますので、早めに受診をしましょう。
糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症として起きてくる眼の病気です。
目の奥の網膜と呼ばれる毛細血管の壁が、糖尿病の影響で痛むことによって生じます。
糖尿病網膜症は一度進行すると改善することは困難であり、放置すると失明に至る病気で、早期発見、早期進行抑制が重要となります。
網膜症の進行は大きく三段階に分かれています。
自覚症状がみられないことが多いですが、目の中の血管の状態をみると、小さな出血など、少しずつ異常が現れています。
目の中で、血管がつまるなどの障害が起こり、視界がかすむなどの症状がみられます。
視力低下や飛蚊症が起こります。
さらに、失明に至る場合もあります。
網膜剥離、緑内障など他の病気を併発していることもあります。