大阪府箕面市桜ヶ丘3丁目9-19 桜ヶ丘クリニックビル2階

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ブログ|大阪府箕面市桜ヶ丘のこじま眼科・日帰り白内障手術

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住所が決まりました!

2020年11月に箕面市桜ケ丘に新しく開院する眼科クリニック「こじま眼科」の院長の小島 正嗣(こじま まさし)です。

クリニックビルはまだ建築中ですが、一足先に住所が決定しました!

〒562-0046 大阪府箕面市桜ヶ丘3-9-19
桜ヶ丘クリニックビル 2階

となります!

しかし、できたてホヤホヤの住所のため、まだGoogle Map などで検索しても、正確な場所は表示されません。

令和2年6月現在では、まだこのように『箕面市桜ケ丘3丁目9-19』で検索しても、『箕面市桜ケ丘3丁目9』の区画が表示されることになります。。(正確なクリニックの場所は青い区画内の当院のロゴマークがある所です。)

この住所表示を見たときに、ふと思い出したことがあります。

それは、『日本の住所』と『欧米の住所』に違いについてです。

私はアメリカのジョンズホプキンス大学へ2年間研究留学をしていました。留学生活で問題になるのはやはり英語力ですので、英語を勉強するのですが、その際にTEDが役に立ちました。
TEDは政治、経済、教育、科学、生物、医学、心理学、音楽などなど、あらゆる分野のエキスパートによるスピーチを見ることができる無料の動画配信サービスです。スピーチ動画は短くておもしろいものが多く飽きません。また、英語字幕と日本語字幕を同時に見ることができるサービスやアプリもあります。ですので、自分の興味のあるジャンルのスピーチを選んで手軽に楽しく、しかも無料で英語を勉強する事ができます。残念ながら、私は英語をマスターすることはできませんでしたが、いろんな優れたスピーチを楽しむことはできました。

今回はこのスピーチを思い出しました。

Derek Sivers 『Weird, or just different?』 デレク・シヴァース 『変?それとも違うだけ?』TED India 2009年

https://www.ted.com/talks/derek_sivers_weird_or_just_different?utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare

たった二分半のスピーチですが、とても興味深く印象に残っています。

このスピーチで、最初に彼が語ったのは、『日本の住所』と『欧米の住所』の違いについてです。

日本の住所は、先の写真で示したように「箕面市桜ケ丘3-9」という道路に囲まれた区画があり、その中の建物に番号が割り振られていきます。区画を囲んでいる道路の名前はわかりません。
しかし欧米の住所は、「〇〇ストリート〇〇番」のように、まず道路名があり、その道路に沿って建物の番号が付けられていきます。
日本では当たり前の住所の考え方が、実は世界ではほぼ日本だけというとても珍しいものとして紹介されていたのです!日本独自のガラパゴス文化の1つだったんです!

このスピーチでは、『自分が正しいと信じることの、逆にもまた正しいことがあるかもしれない。』と考えてみましょうと勧めてくれています。確かに大切な事だと思います。
自分が、当たり前に常識だと思っていたことが、別の立場では非常識かもしれません。そのような考え方の違いは、国や文化の違いといった大きなものだけではなく、医師と患者や、友人や家族などごく身近な人とでも、全ての場面でありうることです。どのような場面であれ、自分の考えに固執することなく、いろいろな考えを尊重するように心掛けたいですね。

この講演の中では住所の事以外にも、国や文化による考え方や常識の違いが紹介されています。
中国では、医者は人を健康に保つことが仕事と考えられているため、人々は健康であれば医者にお金を払い、病気になったらお金を取られないとの事です。『病気を治す事』よりも、病気にならないように『健康を維持する事』が医者の役目という考え方ですね。
日本では、『病気を治す事』が医師の仕事だというのが一般的です。特に大学病院や地域の基幹病院で勤務医をしていると、地域のクリニックから高度な検査や早期の治療を必要とする患者さんが紹介されますので、すでにある病気を治す役割が求められます。
今後は、地域のクリニック院長として自分の役割を考えると、これまで同様に『目の病気を治す医療』を行うだけではなく、地域の方々のかかりつけ医として、『目の健康を維持する事』も大切にしたいです。クリニックで診察を行う事で地域の皆様の目の悩みの解決の手助けをするだけでなく、ブログで目の病気についてのわかりやすい解説をしたり、目の病気を予防するための啓蒙活動を行うなど、様々な方法があると思います。

地域の皆様の目の健康を支える身近な存在になれたら嬉しいです。ですので、何か眼についてお困りのことがありましたら、まずはお気軽にご相談ください!

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